岡山県総社市奥坂
凄い山名に引かれて行ってみるが整備され過ぎていて、山歩きとしての対象には成らなかった。
標高差:約54m
コースタイム:周辺散策41分
きのじょうやま
ビジターセンターは正月休みであったが、綺麗なトイレは利用可能で
あった。 手前には数々の案内板あり。 15時09分に歩き始める。
ビジターセンター前の広い無料駐車場に車を停める。
ハイカーは居らず、気楽な格好をした観光客が多かった。
遊歩道は簡易舗装で整備されており歩き易いがハイカー向きではない。
周辺には岩が点在しており、自然道ならいい感じになると思うのだが。
箱を開けると ”鬼ノ城のご案内”と書かれたパンフレットが積まれて
おり1枚頂く。この後はパンフレットの地図を頼りに散策して行く。
城壁の様な物が見えて来た。
7分で ”角楼”に着く。 この上が ”鬼ノ城山”(397m)の最高峰であろうが山頂としての
表示は何もなかった。 ここはハイキングの山では無く、旧跡散策の山なのだ。
”鬼ノ城山”からの展望。 本来は瀬戸内まで見えるらしいが、曇り空と霞で冴えない展望となってしまった。
周回路を進んでいると旧跡の表示があった。
考古学者は礎石が一杯出てきたと大騒ぎしている様だが、
昔、ここに建屋あったとかの旧跡には何の興味も沸かない。
奥の方まで遊歩道は綺麗に整備されているが、この辺りまで来る観光者はほとんど居ない。 人工物ばかりで詰まらないので小さく周回して戻ることにした。
周回して元の地点に戻ってくる。
西門の敷地は工事中であったが、仮設道に行くことは出来た。
”西門”は三階建てであるが工事中で二階、三階には上がらせて貰えない。
三階からの展望は素晴らしいと思うのだが・・・
展望台があったので寄ってみる。
展望台からは ”角楼”、”西門”が良く見え、周辺への展望も良かったが、今日は生憎の霞空。
展望所までは橋で遊歩道が設けられているのだが、橋の下には巨石が
点在し、自然道なら面白いハイキングコースになったと思われる。
ここは整備され過ぎていて面白みが無くなっていた。
鬼ノ城山にはもう一度来てみたい
旧跡を見たいと言う訳では無いが、展望山として良い天気の時に来てみたいし、周辺には ”岩屋”とかの面白そうな所があるので、ゆっくりと散策してみたい思いがある。
'17年12月、晴天下に再訪した。
後から知ったことであるが、 ”鬼ノ城”は 「日本100名城」に入っているらしい。